2−1部門の技術について

(私見)



2−1部門は、ありとあらゆる電磁気的な観測手法を通して、超高層大気(電磁気圏)の
メカニズムを探ろうとしています。私の知る得る限りの観測装置を列挙すると以下のよう
になります。


 1.フラックスゲート磁力計(DC〜1Hz)
 2.インダクション磁力計(0.1Hz〜30Hz)
 3.ELF/VLF観測(300Hz〜10kHz)
 4.HFレーダー(10MHz前後)
 5.VHFレーダー(30.8MHz)
 6.リオメータ(38.2MHz)
 7.衛星ビーコン受信機(150MHz,400MHz)
 8.GPS受信機(1.5GHz帯)
 9.全天カメラ(630nm,577.7nm etc.)
 10.フォトメータ(630nm,577.7nm etc.)
 11.FPI(630nm,577.7nm etc.)


このようにDCから光までの周波数範囲の電磁波を受信し、電離層の状態を監視しています。
また、レーダーのように送信局が電波を発射し、それによる電離層からの反射波を受信し、
状態を探るアクティブな観測手法もあります。

またこの部門のもう一つの特徴は、観測地点の多さです。上記の観測装置を国内だけで
なく、海外に展開しています。これも私の知り得る限り以下のようになります。


(国内)
 ・母子里(北海道)
 ・陸別(北海道)
 ・信楽(滋賀)
 ・垂水、佐多(鹿児島)
 ・与那国(沖縄)
(海外)
 ・マガダン(ロシア)
 ・パラツンカ(ロシア)
 ・チェンマイ(タイ)
 ・コトタバン(インドネシア)
 ・ダーウィン(オーストラリア)
 ・トロムソ(ノルウェー)
 ・アサバスカ(カナダ)
 ・レゾリュート(カナダ)


そして、関連する技術範囲は広いです。思いつくままに、光学、メカ、高周波、電気、
大工関連、電子回路(アナログ、デジタル)、ソフトウェア、Linux、ネットワーク。。

個々の分野で深さには差がありますが、かなり広い範囲の技術を扱い、それによって
観測が成立しています。そして観測を継続するため、常にメンテナンスが必要になります。

私自身、まだ一部の技術しか扱えない状態です。しかし、一つの技術に固定化する
のではなく、あらゆる技術に興味を持ち習得していくことで、教員の要望に応えられる
柔軟性のある技術者を目指しています。


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